人の腸内には1000種類もある細菌が菌の種類ごとにグループを作っていて、その様子を顕微鏡で見るとカラフルな花畑のように見えることから「腸内フローラ」と名付けられました。肌にも菌は存在しています。ストレスによる肌トラブル、服やベルトによる摩擦、乾燥した状態が続き肌のバリア機能が弱ってしまうと、善玉菌、日和菌、悪玉菌のバランスが崩れ肌のトラブルを誘発してしまいます。
肌の適切な保湿状態を保ち、バランスよく肌常在菌のバランスを保持していれば、善玉菌の生み出すグリセリンが肌の保湿状態を保ち、脂肪酸が弱酸性に保つことで、健康的な肌を維持することができます。
菌達が作る天然のバリアとも言える肌フローラを維持するためには、清潔に保つこと、適切な保湿状態をキープすることが大切です。入浴では常在菌の一部も洗い流されてしまいます。入浴後、すぐに保湿して常在菌の住みやすい肌環境を整えることが大切です。