角質バリアと肌の明るさについて

角質層は肌の一番外側に位置しています。肌の内側では新しい肌細胞が産まれ、肌の表面に向かって押し上げられていきます。肌細胞は常に産まれ変わっていくため、日焼けした肌も時間が経てば元に戻るのは、新陳代謝(ターンオーバー)があるためです。角質層では皮脂による天然の保湿ベールが水分が逃げないように守っています。この保湿ベールは弱酸性で善玉菌が住みやすい環境です。菌によって形成された肌フローラが外から付着した雑菌が繁殖することも防いでいます。ターンオーバーの周期が短くなってしまうと乾燥肌や肌荒れを起こしやすいと言われています。逆に長くなってしまうと肌のくすみ、ゴワつきの原因になってしまいます。年齢を重ねるとターンオーバーの周期は長くなると言われています。

角質層にはもう一つ役割があり、肌に入った光を通過させて、肌に奥行と透明感を出すガラスのような役割もあります。角質層をプールの水、光を反射する肌の奥をプールの底と考えるとわかり易いと思います。水が濁っていれば、プールの底で光を反射することができません。風があって水面が波打っていれば、光を乱反射してしまうので、きれいに光を反射することができません。ユウコウノードの化粧品で、成分名に”マンダリンオレンジ果皮エキス”という表示がある化粧品であれば角質の表面を整えて光をきれいに反射することで、肌に透明感を与えることで明るく見せる効果が期待できます。